第11回 一燈園夏期学校「大愚塾夏安居」のご案内
11回目を迎える今年度の「大愚塾・夏安居」のテーマは、「哲学は自分をうつす鏡」です。一燈園を離れ、石川県羽咋市(国立能登青少年交流の家)に舞台を移し開催します。石川県には西田幾多郎をはじめ、鈴木大拙、暁烏敏、西谷啓治など著名な思想家・宗教家が多く育ち、後の世に大きな影響を及ぼしてきました。今回は「石川県西田幾多郎記念哲学館」などの協力を得て、哲学講座が開かれます。
この機会にぜひ、一燈園夏期学校(夏安居)での授業奉仕に参加していただき、哲学という鏡を通して自分を見つめ直してみませんか。
一燈園は教育課程特例校、そしてユネスコ・スクールの一員として、祈りと汗と学習を軸に特色ある教育を実践しています。また「ボランティア活動」や「心の教育」が国際的にも高く評価されています。「アルベルト・シュバイツアー賞」、「アレック・ディクソン賞」を受賞。
※参加要項を確認の上、必要事項を入力し、申し込んでください。
授業奉仕に参加くださる場合、各100字程度で講座内容&プロフィールを紹介してください。
またオブザーバー参加の場合も、各100字程度で参加目的&プロフィールを紹介してください。
※なお必要があれば、「夏期学校」2016年報告集をお送りいたします。
【参考図書】
- 「いのちって何」相大二郎著(PHP研究所)
- 「教育への挑戦」―個性ある日本の学校―(みくに出版)
- 「一燈園―西田天香の生涯」三浦隆夫著(春秋社)
- 「明日への叡智」村上和雄著(新学社)
日程 | 2017年7月22日~24日(2泊3日) |
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会場 | 国立能登青少年交流の家 住所:石川県羽咋市柴垣町14-5-6 TEL:0767-22-3121 |
地図 | |
対象 | 受講生は、一燈園の中学生・高校生が中心です。 夏期学校参加生徒総数は60名程度で、一クラスが10~20名程度になります。 |
講座について | 2017夏安居テーマ「哲学は自分をうつす鏡である」 谷野了(一燈園中学・高等学校教頭) 今年で11回目を迎える一燈園中学・高等学校「大愚塾・夏安居(以後夏安居)」は、初めて京都・一燈園の地を離れた石川県で開催します。石川県は世界的な哲学者であった西田幾多郎を始めとし、鈴木大拙、暁烏敏、西谷啓治といった名だたる思想家・宗教家を輩出している地であります。この石川県には日本のみならず、世界でも唯一と言われる哲学を名称に冠した博物館「石川県西田幾多郎記念哲学館(以後西田記念館)」があります。今年の「夏安居」はこの西田記念館の協力を得て、哲学を通して自己と向き合う学びを生徒と共に行います。本校では創立者西田天香さんの精神・実践に基づき、日々の教育活動や年間の行事を通じて生徒だけではなく教師もともに自己と向き合い、自己を見つめる教育活動を行っております。毎朝の礼堂での朝課やトイレ清掃を中心とした清掃奉仕活動の行事等は自己と向き合う大切なひとときとなっております。 日々の実践的取り組みや創立者西田天香さんの実践的教えに加えて、世界的哲学者であった西田幾多郎の哲学を融合させる取り組みは参加者一人ひとりの自己理解を深める機会となることでしょう。哲学は、この世の中で一番不思議で難解な存在である自分という存在と向き合うひとときを与えてくれます。今年のテーマは「哲学は自分をうつす鏡である」です。哲学という鏡を通して自分を見つめてみませんか。 又、宿泊地からすぐ近くの海岸には、本州ではここにしか生息しないイカリモンハンミョウという昆虫が生息しています。現在わずか3キロ程度の範囲でしか生息していない絶滅危惧種に指定されている昆虫の保護活動に取り組んでいるプロジェクト・アイの方のお話も予定しています(フィールドワークも計画中)。わずか数センチという大きさの昆虫の保護活動に取り組むグループの哲学も学ばせて頂けるかと思います。 |
交通手段 | 集合場所は以下の通りです。 ①京都市山科区(貸切バス料金3,000円が別途必要) ②JR金沢駅(初日に限り、午前11時に送迎) ③のと里山空港(初日に限り、午前10時半に送迎) ④JR羽咋駅(宿泊地最寄り駅) |
お申し込み方法 | お申し込みを締め切りました。 |
お問い合わせ | 玉置 |
参加費 | 食費・宿泊費込みで以下の通りです。 日帰り:10,000円 1泊2日:19,000円 2泊3日:24,000円 |
主催 | 一燈園中学・高等学校 |
備考 |
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