1. HOME
  2. C.S.L.とは
  3. ごあいさつ

C.S.L.とは

ごあいさつ

1986年、民間の小さな教育研究機関がUCLA・ISOP担当部長J,N,Hawkins教授、UCLA教育評価研究所E,L,Baker教授、USC認知科学研究所H, N,O’Neil Jr教授らの協力を得て、学習評価研究所を設立し活動を開始しました。

これまで、国際教育セミナー開催、公開座談会・夏期学校企画運営、ジャーナル発行、書籍出版、内外の学校視察調査、研修会開催、共同調査・研究開発などを通じて、教育現場で活動する教職員のみなさまに、ホットな情報を発信してきました。 特に「教育測定学第3版」の翻訳出版は、学校教育における評価議論の輪を確実に広げてくれたように思います。 また2005年からは「リーダー力をどう育てるか」をテーマに、多くの学校教職員のみなさまと議論を重ね、その内容を毎日新聞紙面を通して発信してきました。

今、私たちは地球規模で起こるさまざまな問題を前に途方に暮れています。
そして東日本大震災や原発事故は過去の延長線上に未来は描けないことを教えてくれました。
子どもたちを取り囲む環境が刻々と変化する中で、私たち自身のパラダイムシフトも必要です。
これまでの活動をさらに飛躍させて領域を拡大し、新しい可能性を探し出したいと考えています。

限られた成功事例を、小さな学校や教員個人に閉じるのではなく、多くの仲間と情報を共有し、広く他校や社会とつながり、学び合い、高め合っていくことが必要だと感じています。
学習評価研究所を多くのみなさまの集う交流の場として、機能させたいと考えています。活用いただければ幸いです。

また、時代の変化とともに、子どもたちの感じるストレスは、これまでよりも変化していたり増大していたり、その結果、安心して学ぶ状況にない場面も生まれています。子どもたちをサポートする親や教員の方の悩みも深いものがあります。そうした方々のためのメンタルケアや情報提供ができればとも考えています。

未来を担う子どもたちの教育は、大人たちすべての責任です。これからも小さな一歩ではあっても、確実に前進していきたいと思います。

子どもたちの未来のために!

ご相談等のお申し込みは「お問い合わせ」にてお願いします。

一般社団法人 学習評価研究所
所長 五十嵐 正樹

UCLA:University of California, Los Angeles
ISOP:International Studies and Overseas Programs
USC:University of Southern California