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C.S.L.の取り組み

講座

アクティブラーナーが育つ場づくり

「演劇的手法」の紹介と体験を中心に

アクティブラーニングを意識した授業を行うときのベースになる場づくりの発想と具体的な手法を学ぶ連続セミナーです。

いま、「アクティブラーニング」という言葉が、学校では当たり前のように語られています。しかし、アクティブラーニング型の授業を行うための場づくりの発想や具体的な手法を学ぶ機会は多くありません。
本セミナーでは「アクティブラーニングの視点に基づく授業の目的は、アクティブラーナーを育てること」というシンプルな定義に立ち返り、ファシリテーターとしての教師が行う場づくりの発想と手法の両面から参加者とともに考え、学んでいきます。
今回は、「演劇的手法」を取り入れたアクティブラーニング型授業を実践する目黒学院の藤牧朗先生を講師にお迎えしました。さらにファシリテーターとして、日本各地でアクティブラーニング型授業の研修を実施している産業能率大学の皆川雅樹先生と、英語のアクティブラーニングを実践しつつ地域連携の現場で活躍する米元洋次先生が参加し、学びを深めます。

開催概要
日程 2017年2月18日(土)
時間 15:00~19:00
会場 みくに出版セミナールーム(恵比寿駅西口徒歩7分)
地図

対象 アクティブラーニング、アクティブラーニング型授業に興味のある方
小中高教員、塾・予備校講師、ファシリテーター、研修講師など学びの場をつくっている方
教職や教育の世界で活躍しようと考えている学生の方
新しい授業の方法、新しい教育のあり方を体感したい方
講座について

今回のセミナーでは、まず「教えて考えさせる授業」を実践している藤牧朗先生による「演劇的手法(ホットシーティング)」や「KP法」を取り入れた授業を参加者の皆さんに体験していただきます。その後は、ファシリテーターとして皆川雅樹先生と米元洋次先生も加わり、講師と参加者、参加者同士の対話を進めながら、「深い学びに導くための、生徒による豊かな活動とは?」を考えていきます。
翌日の授業にすぐに使える具体的な成果とともに、新学年に向けた授業設計のヒントを持ち帰っていただけるセミナーです。

講師の紹介

藤牧 朗先生
元東京大学大学院客員研究員。慶應義塾大学商学部を卒業後、警視庁職員、塾経営などを経て、東京大学医学部に入学。「子どもたちが社会に出て困らない力を育みたい」と卒業後は中学校・高校の教員に。社会科や 理科をはじめ10種類の教員免許をもつ。『CareerGuidance』(リクルート)などで授業実践が紹介されている。
『わかる授業の指導案80』(芸術新聞社)、『教育プレゼンテーション』(旬報社)、『アクティブラーニングに導くKP法実践』(みくに出版)にも執筆。
現在、目黒学院中学・高等学校で進学・学習指導部主任として、自身アクティブ・ラーナーとしてさまざまなアクティブラーニング型授業を推進中。

皆川 雅樹先生
産業能率大学経営学部准教授。博士(歴史学)。一般社団法人ISP理事。元専修大学附属高校教諭。日本史のアクティブ゛ラーニング(AL)型授業やファシリテーション・KP法を活用した教育に取り組む。『Guideline』(河合塾)、『CareerGuidance』(リクルート)、『社会科教育』(明治図書)、『歴史と地理 日本史の研究』(山川出版社)等多くのメディアで授業実践が紹介される。授業改善(AL)やファシリテーションをテーマにした講演・研修・ワークショップ講師も全国で務めている。
著書『日本古代王権と唐物交易』(単著、吉川弘文館)、『アクティブラーニングに導くKP法実践』(川嶋直との共編、みくに出版)など。

米元 洋次先生
専修大学附属高等学校教諭(英語科)。一般社団法人ISP理事。「参加者(=生徒)が主体的に学ぶ場ができればファシリテーター(=教師)は一見すると消える」という行動理念のもと、2010年より協同学習・学び合い・コーチングなどの要素を取り入れたアクティブラーニング型授業を展開。参加する会議ではファシリテーションスキルを実践している。校外でも研修やワークショップのファシリテーターとして活動中。『アクティブラーニングに導くKP法実践』(みくに出版)に執筆。

お申し込み方法

お申し込みを締め切りました。

参加費 5000円(税込)
定員 36名
主催 みくに出版